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中学生の頃、ズボンおろしごっこがはやっていた。
後ろから近づいていって、太ももあたりの布地に手をかけて、一気に下に引き下ろす遊びだった。
制服は無理だったが、体育着はひもが緩いので簡単におろすことが出来た。
当然教室には女子もいるが、
(また男のくだらない遊びか)
程度にしか見られてはいなかったのだろう。
その頃ちょうどハードゲイがブームになっていたので、僕はそれに乗じてハードゲイっぽく
「今日のパンツは何色かな?」
とか言ってズボンを引き下ろしたのでした。
(中略)
Y君もズボンおろしが好きだったのです。
僕はいつもY君に気がつけませんでした。
今思えばY君は神の不在証明 (パーフェクトプラン)が使えたのかもしれません。
(中略)
Y君は今日も僕のズボンをおろしてきました。
(今日はさせるものか)
そう思った僕は股をひらき緊急回避を試みました。
しかし開くのが少し遅く、やはりトランクスが見えてしまったのです。
この作戦も失敗に終わったのでした。
対策は単純なところにありました。
ズボンの紐を体育着になる度に毎回きつく縛ればいいのです。
(今日こそは完璧だ・・・)
体育着になった僕は、安心して体育館へと向かいました。
(中略)
体育が終わり僕が教室に戻り談笑していると、後ろから何かに引っ張られる感触がありました。
また来たかっ!!
今回は対策を講じていたので平気のはずだったのです。
しかしあまりにも思いっきり引っ張られたのでズボンの中の服まで落ちてしまいました。
これはまずい。
あがる女子の悲鳴。
当然更衣室から帰ってきた女子が教室には居ます。
僕は急いでズボンをはき直し、うしろへ向き直りました。
見ると後ろではY君が土下座していました。
その行為は、さらに周りの目を僕に向けさせました。
(中略)
それから数日のあいだ、気のせいか女子達のあいだで
「粗チン」
などの単語がささやかれたような気がします。
毎日謝りに来るY君は、僕を惨めにするので
「もういいよ。」
と言って許してあげました。
僕は半裸男として一時的に有名人になったようです。
今度から古泉イツキF(フルチン)として名乗っていきます。
下ネタですみませんでした。
おろしたのは女子のズボンでしたって落ちを期待していた方はすみませんでした。
現実はそんなエロゲ展開にはなりませんよ。
もう少し頭を冷やしてください。
少々悲観的・過激な記事がありますがフィクションです。